平出歴史大学の 総合テーマ「先史時代の世界観」
第1回「洞窟壁画にみるヨーロッパ後期旧石器時代の世界観-動物と人間との関わり-」
日時:9月24日(日曜日)午後1時30分~3時
場所:平出博物館 学習室
2023年5月10日〜31日毎週水曜日18:00〜19:30
東京都立大学オープンユニバーシティ2023年度春期講座
講座名 「ラスコー洞窟壁画の謎に迫る―ヨーロッパ旧石器時代美術研究の現状」
講座形式 対面講座(飯田橋キャンパス)
本講座では、ラスコー洞窟の壁画を通して、旧石器時代の洞窟壁画の魅力を紹介し、壁画が描かれた時代や壁画を描いた人々の動物への眼差し、制作時の準備や工夫、洞窟の外での活動にも言及します。また、これまで発見された洞窟壁画が旧石器時代のものであると認められた研究史を通して、洞窟壁画が描かれたのは旧石器時代だったことがなぜわかるのかを解説します。一方、この時代の遺跡からは小さな彫像や装身具など美術遺物も出土しています。洞窟壁画の謎に迫るために、これらの美術遺物を通して旧石器時代の人々の活動を推測することができます。また、人類の歴史を通してこれら洞窟壁画を描いたのはどんな人たちだったのかについても考察します。
■講師情報 五十嵐 ジャンヌ(いがらし じゃんぬ)東京藝術大学非常勤講師
【プロフィール】フランス国立自然史博物館博士課程修了。先史学博士。東京藝術大学などで非常勤講師。2016〜17年に開催された「世界遺産ラスコー展」の学術協力者。専門は旧石器時代美術。著書に『なんで洞窟に壁画を描いたの?―美術のはじまりを探る旅』(新泉社)や今年発売予定の『洞窟壁画考(仮)』(青土社)がある。
■お申込ページ ここからWeb申込できます。
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/2311I005/
■講座詳細 デジタルパンフレット 50ページ掲載
https://www.ou.tmu.ac.jp/open/digi_p_2023haru/index.html...
2023年3月3日、京都芸術大学文明哲学研究所共催「ヒトと動物とのかかわりについて考える」(文科省科学研究費助成事業 新学術領域研究「出ユーラシアの統合的人類史学ー文明創出メカニズムの解明」研究関連)にてレクチャー「なぜ洞窟に壁画を描いたのか?ヨーロッパの洞窟壁画に描かれたモチーフから探る」
https://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/
Comments